雪舞う中での出会い、心の雪化粧は素敵だった
今週のお題 : 雪の日の思い出
昨年の年末から今年の正月を韓国で過ごしましたが、
韓国もすごい雪でした。
今回は「馬耳山(まいさん)」というところに行きたくて
空港から全州に直行しました。
「馬耳山(まいさん)」は
2つの山からなっていて、
遠くから見ると馬の耳に見えることからその名前がついたようです。
秋には
のように見える景色も、
冬には
のように変化します。
全州からはバス(全州→鎮安→馬耳山)でした。
日本人はほとんど訪れることがないのか、
バスの運転手もいろいろ話しかけてくれました。
しかし言葉が通じない(と、運転手が思った)ことが不安に感じたらしく、
バスにいる他の乗客に「日本語しゃべれるか?」などと聞いていました。
私が「大丈夫ですよ」と言ってみても、必死に心配してくれました。
すると…
目的地に到着してバスを降りた後、
私の真後ろに座っていた親子が、
私に携帯電話をわたしてきました。
でてみると、日本語でした。
日本語のできる友だちにつないでくれたのでした。
一通り事情を説明して、お礼を言い、
感謝の気持ちを込めて電話を返したところ、
「一緒に行きましょう」ということになりました。
そして、入山券と帰りのバスのチケットの代金を出していただいてしまいました。
申し訳ないとお返ししようとしましたが、なかなか受け取ってくれません。
「どうぞ!」と言うのです。
雪が降ってはしゃぐ子どもたちとともに
耳と耳の間に位置する道を上り
約1時間 馬耳山の観光
帰り道はものすごく積雪していて
滑って転んで雪まみれになりながらも、
まったく知らない私たちへ親切にしていただいたことに
とっても心温まりました。
バスにてターミナルに帰ってきて
ホッとしながら、温かいあんまんを食べたのを忘れません。
人はホントに温かいです。
感謝しています(カムサハムニダ)。