hide09092009-11-04

今週のお題:秋の夜長の過ごし方


もともと秋は好きな季節です。
自分の誕生日が9月というのもありますが、
なにより
食べ物は美味しいし
木々の葉の色づきの鮮やかさには心が和まされるし
何となく落ちついてものを考えられるし



秋は好きな季節です。



昨年より前の秋かもしれませんが



夜道を歩いていて ふと見上げると
イチョウの並木が風に揺られてサワサワとささやいていました。



灯のない並木だったせいか
まるで白い花びらがサワサワと揺れているように見えました。
時折 舞い落ちる木の葉は まるで花びらの乱舞のよう



おお



イチョウとサクラが同じ道を交互に飾っていることが多いけれど
まるでイチョウがサクラのように見える…



そうか☆
昔の人はこういう風に景色を愛でていたんだな
と思ったことがあります。



秋の夜長は


あるいは 夜にしか見えない
あるいは 冬では見えない
暖かさと寒さのあわいの情緒を含んだ景色を見せてくれる。


もう今年は聞こえなくなった虫たちの歌声に耳を傾けながら


そんな刹那な季節だからこそ
内包される切なさに気分が高揚させられつつ
長い一晩に 思いを馳せて
旨い酒とともに



物思いに耽るのが
秋の楽しみかなぁ♪