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今週のお題:秋の夜長の過ごし方
もともと秋は好きな季節です。
自分の誕生日が9月というのもありますが、
なにより
食べ物は美味しいし
木々の葉の色づきの鮮やかさには心が和まされるし
何となく落ちついてものを考えられるし
秋は好きな季節です。
昨年より前の秋かもしれませんが
夜道を歩いていて ふと見上げると
イチョウの並木が風に揺られてサワサワとささやいていました。
灯のない並木だったせいか
まるで白い花びらがサワサワと揺れているように見えました。
時折 舞い落ちる木の葉は まるで花びらの乱舞のよう
おお
イチョウとサクラが同じ道を交互に飾っていることが多いけれど
まるでイチョウがサクラのように見える…
そうか☆
昔の人はこういう風に景色を愛でていたんだな
と思ったことがあります。
秋の夜長は
あるいは 夜にしか見えない
あるいは 冬では見えない
暖かさと寒さのあわいの情緒を含んだ景色を見せてくれる。
もう今年は聞こえなくなった虫たちの歌声に耳を傾けながら
そんな刹那な季節だからこそ
内包される切なさに気分が高揚させられつつ
長い一晩に 思いを馳せて
旨い酒とともに
物思いに耽るのが
秋の楽しみかなぁ♪