hide09092009-10-26


今週のお題:アルバイトの思い出

先日 帰り道をとぼとぼと歩いていたら
コンビニから出てきた女性に目が引きつけられた。



「んっ!」
ドキッとする感覚を胸におぼえつつ…
ちょっと離れたところから
その女性が行き過ぎるのを待った。



学生時代の私は
たくさんのアルバイトをしていた。
中でもコンビニの深夜バイトは時給もよかった。



22:00から入って翌朝7:00まで、
時折0:00から9:00というときもあった。
途中1時間の休憩をはさんでの8時間だった。




雑誌・パン・牛乳・総菜…再びパンがくるとそろそろ終わりが近づく時間。
6:50になると
「おはようございます」と
朝のシフトの人が入ってくる。


火曜日の朝に入ってくる「女の子」は女子大生で
疲れと眠気に襲われている深夜勤のバイトの僕らに
爽やかな朝を運んでくる存在だった。


7:00であがるときには
「お疲れ様〜」と明るい声をかけてくれる。
9:00までの時には
2時間も一緒に働ける!
若く初心な僕には十分のトキメキだった。
若いというのは何ともみずみずしいものだ…



あの時のその「女の子」が
私の帰り道の途中にあるコンビニから出てきたのだった。


時間の経過とは残酷なモノで…
もちろん「おばさん(失礼かな^^;;)」になっていたが
雰囲気はほとんど変わっていなかった。


懐かしいなぁ〜



それとともに思い出した。


火曜日は、そのコンビニでは新商品が入ってくる。
あがるときに、新商品を買って食べながら通学した。
お酒の新銘柄も朝っぱらから買って飲んだ時もあった。


電車に乗って約1時間…
いったん座ると何往復もということも。。。
それが何日か続いたこともあった。



ある日
何とか研究室にたどり着いたとき
僕の机の上に
研究室のボス(教授)からメッセージが残されていた。



「きみの青春を電車から研究室へ!」



若いときの苦い思い出である。