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今週のお題:アルバイトの思い出
先日 帰り道をとぼとぼと歩いていたら
コンビニから出てきた女性に目が引きつけられた。
「んっ!」
ドキッとする感覚を胸におぼえつつ…
ちょっと離れたところから
その女性が行き過ぎるのを待った。
学生時代の私は
たくさんのアルバイトをしていた。
中でもコンビニの深夜バイトは時給もよかった。
22:00から入って翌朝7:00まで、
時折0:00から9:00というときもあった。
途中1時間の休憩をはさんでの8時間だった。
雑誌・パン・牛乳・総菜…再びパンがくるとそろそろ終わりが近づく時間。
6:50になると
「おはようございます」と
朝のシフトの人が入ってくる。
火曜日の朝に入ってくる「女の子」は女子大生で
疲れと眠気に襲われている深夜勤のバイトの僕らに
爽やかな朝を運んでくる存在だった。
7:00であがるときには
「お疲れ様〜」と明るい声をかけてくれる。
9:00までの時には
2時間も一緒に働ける!
若く初心な僕には十分のトキメキだった。
若いというのは何ともみずみずしいものだ…
あの時のその「女の子」が
私の帰り道の途中にあるコンビニから出てきたのだった。
時間の経過とは残酷なモノで…
もちろん「おばさん(失礼かな^^;;)」になっていたが
雰囲気はほとんど変わっていなかった。
懐かしいなぁ〜
それとともに思い出した。
火曜日は、そのコンビニでは新商品が入ってくる。
あがるときに、新商品を買って食べながら通学した。
お酒の新銘柄も朝っぱらから買って飲んだ時もあった。
電車に乗って約1時間…
いったん座ると何往復もということも。。。
それが何日か続いたこともあった。
ある日
何とか研究室にたどり着いたとき
僕の机の上に
研究室のボス(教授)からメッセージが残されていた。
「きみの青春を電車から研究室へ!」
若いときの苦い思い出である。